独占!日本初
SF界の巨匠×豪華ゲストが世紀の対談
銀河系最強のドキュメンタリー!
2020年11月27日(金)23:30スタート!
毎週金曜放送 全6話/字幕
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S・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、リドリー・スコットら名だたる巨匠たちや、
A・シュワルツェネッガー、キアヌ・リーヴスほか人気俳優が出演!
彼らとのインタビューを通して、SFのアイデアがどこから来たのか、
そしてどこへ行こうとしているのかを探る。
H・G・ウェルズが著書『宇宙戦争』で初めて火星人のアイデアを世に広めて以来、別世界からやってくる宇宙人はSFの定番になった。それ以降「未知との遭遇」から「インデペンデンス・デイ」に至るまで、宇宙人が好奇心と恐怖の対象になったことは間違いない。SFは宇宙人をコミュニケーション、植民地化、政治、権力、そして私たちが他者をどう扱うかのメタファーとして利用してきた。
昔からSFと宇宙船は表裏一体である。星や宇宙への旅はSFの中心テーマであり、可能性でもある。SF作家たちが星間旅行のアイデアを推し進め、「スタートレック」や「スター・ウォーズ」などの現代の人気シリーズの基礎を築いた。果たして宇宙には何が待っているのか?そして、宇宙での発見が私たちにどんな変化をもたらすのか?
モンスターによって、私たちは自分の中にある認めたくない部分、悪の部分を掘り下げることができる。モンスターたちは、未知のもの、罪、他者に対する恐れを目に見える現実に変える。事実、SFはモンスター抜きには成立しない。「ゴジラ」から「ジュラシック・パーク」、「ストレンジャー・シングス」まで、SFがいかに恐怖の力を利用してきたかを探る。
SFはこれまで、私たちの“世界の終わり”への興味に応えるべく、さまざまなディストピアや文明が滅んだあとの世界を描いてきた。残忍な独裁国家への恐怖が「1984」や「ハンガー・ゲーム」につながり、社会崩壊のビジョンが「ウォーキング・デッド」のような物語のルーツになっている。しかし世界の終末があるところには必ず、社会を再建しようとする生存者たちの絆がある。
ロボットは人工知能という魅力的なアイデアを具現化させたものである。AIというアイデアは可能性と危機感を半々に抱かせる。初期のSF映画「メトロポリス」から映画界の金字塔「ターミネーター」(2001)、最新のヒット作「her/世界でひとつの彼女」まで、知能を持った機械のジャンルは何度も繰り返し描かれてきた。かつては非現実的で脅威に感じられたこれらのテクノロジーは、もはやそれほど遠いものではない。
タイムトラベルはSFの中で最も説得力があり魅力的なアイデアの1つである。H・G・ウェルズはたった一人で、著書『タイムマシン』の中で時間を旅するマシンのコンセプトを生み出した。それ以来、作家や映画製作者たちはタイムトラベルの可能性、落とし穴、パラドックスを探求し続けている。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から「インターステラー」「ターミネーター」まで、これらの目くるめくアイデアを掘り下げ、映画が提起する疑問に立ち向かう。